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ハーモニーシアターのサポーターグループ(自称)☆メディアに関するあれこれ

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映画監督(ディレクター)

ロゴS『ハーモニーシアターで体感しよう!』vol.10(発行 2008年4月)より

映画のタネline

「日本の映画監督」と聞いて、思い浮かぶ顔や名前がいくつあるだろうか?
映画フリークと言えるほど映画を見ているわけではない私でも何人か思い浮かぶ。
しかし、その殆どが男性であることに愕然としてしまう。
私の記憶力が極端に劣っているわけではなく、日本において女性の監督が少ないのは事実であるらしい。

*「監督登録者の半数が女性であるといわれるフランスに比べてはもちろんのこと、他の国々と比べても、日本における女性監督の数は(国会議員、大臣、県知事、会社社長などの数と同じように)まだ極端に少ない。」
*参考:石原郁子「日本の女性監督の現在とその特殊性」(「旦々舎」資料コーナーの掲載記事より)


女が映画を作るとき (平凡社新書)女が映画を作るとき (平凡社新書)
(2005/01)
浜野 佐知

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↑映画監督の浜野佐知さんの著書『女が映画を作るとき』(平凡社新書)を読むと、この業界がいかに男社会であった(ある)かが分かる。
ここはすっきり過去形だけにしたいところだが、慣習や慣例が簡単にはなくならないだろうこと、日常生活に照らせば合点がいく。
けれど、今はその過渡期であることを信じたい。
というのも、近年、国際映画祭などで賞を取ったり、興行で高い評価を得るなど、多くの支持を受ける日本の女性監督が増えてきたからだ。
先の浜野佐知、そして井口奈己、荻上直子、河瀬直美、蜷川実花、西川美和など、撮る側の女たちの視線は新鮮な切り口で世の中を見据え、私たちに映像作品を見せてくれる。
これからは映画をつくる現場で活躍する俳優以外の女たちにも注目しよう。

さて、新作映画の試写会やロードショウの舞台挨拶などで、出演した俳優と一緒に監督(ディレクター)や制作者(プロデューサー)が並んで挨拶をする光景がよく見られる。
プロデューサーとはなんぞや?
*「制作活動の予算調達や管理、スタッフの人事などを司り、制作全体を統括する職務。ディレクターよりも広範囲な権限を有し、制作物の商業的な成否について責任をもつ。」んだそうである。
ふーん、スポンサーとは別なのね。
そして、このプロデューサーという立場にいる人たちも圧倒的に男性が多く、つまり男社会なわけです。
*出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
先の参考文献で石原郁子さんは更に続ける。
「映画にお金を出す銀行や製作会社のトップもほぼ全員が男性であるため、まれに女性監督を抜擢しても、彼らが求めるのはやはり《若く可愛い女の子》がヒロインである映画か、あるいは《女性監督にふさわしい》と男性たちが考える種類の、子供向け映画などであり、大人の女性の現実を主題とした映画には誰もお金を出さない。」ゆえに、「女性映画監督が自然に出てきにくい社会の状態を作っている。」 

ははぁ、プロデューサーの人たちには、是非ともその認識を改めて欲しいもんです。
《若く可愛い女の子》ばかりを見せられてもねぇ...。
そうでなくても、いつもいつも予定調和なエンディングにはもう飽きたという人も多かろう。
映画を見る人口は女性のほうが多いと聞くが、見る側が感情移入できなければ、エンタテイメントとしてどうよ!と申し上げたい。
ついでに言うと、私が面白いと感じる映画が少ない理由は、この辺にあるのかもしれないなぁ。

けれどそのような状況でも、女たちの「表現する」という意思はへこたれているわけではない。
大画面の一般上映ばかりが映画じゃない!ってわけで、出光真子さんのようにビデオによる短篇や実験映画の分野で活躍する女性監督もいる。
またカンパによる制作・自主上映など、一つの流通に頼らない方法で表現し続ける女たちのエンパワーぶりに出会うと、お裾分けしてもらったような気分で嬉しくなるのだ。
しなやかに、したたかに生きる知恵を持つ女たちがもっと増えますように。(M)

映画のタネline



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ハーモニーシアター

千葉市男女共同参画センター主催映画上映会
星(背景黒)
2014年11月28日(金)
『若草物語』

20141128.png
2014年11月29日(土)
『ハンナ・アーレント』

20141128.png
場所 千葉市男女共同参画センター(3F)イベントホール
定員 160名(当日先着順)
参加費 無料
問合せ 千葉市男女共同参画センター


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cinemacchi

Author:cinemacchi

シネマでつながる会は、千葉市女性センターの「は~もねっと」に登録するグループです。

2005年から情報紙『ハーモニーシアターで体感しよう!』を発行しています。

私たちは、女性センターが主催する講座やイベントに参加する、市民企画に応募する、設備を利用する、そして参加・利用して自分がどう感じたかを知らせることも大切であり、有用なことと考えます。

また、そうすることで市民と女性センターの協働の場が一つでも増えればと願います。
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詳しくは以下ご参照ください。 http://tsunagarucinema.blog71.fc2.com/blog-entry-5.html

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